年内でモデリング HGUCドム(13)

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今回は、マニピュレータとヒートサーベルの作成をしました。

HGUCキットの難点の一つとして、マニピュレータの造形が、良くないということ。
何故か、最新のキットでもイマイチバランスが悪かったり、特にサーベル持ち用の手がかっこわるい。

レジンキットのハイディテールマニピュレータの造形は、素晴らしいですが、価格が高い。
更に近年のモノは、カラード化して価格を上げている。
というより、ほとんど廃版になってて、手に入れるのが困難。

バンダイのビルダーズパーツシリーズでマニピュレータキット連邦用、ジオン用と発売されているが、
これまた、親指あたりの造形が残念(汗)
しかも、ジオン用と言いつつ丸指じゃない・・・。(連邦だって、一年戦争時は丸指だよ!)

と言う訳で、ストックしていたハイディテールマニピュレータの1/100MGパーフェクトガンダム用がと
コトブキヤ丸指ハンドB(1/100用)が1/144HGUCドムとのバランス的にマッチしていました。

サーベル持ち手(右)とバズーカグリップ持ち手(左)
これらの手に武器を通す穴がある為、とインジェクション成形時のヌキ関係上、指の造形がかなり変!
削り込んで指をきちんと成形してやります。
小指は、形状の途中で途切れている感じだったので、シアノンを盛って、瞬着硬化スプレーで硬化させた箇所を
削り込み、小指をきちんと造形します。
あと、間接部分も造形がヌルい部分が有るので、きっちりとタガネで彫ります。
mani1211A

握り拳は、さすがにキットのままだとマヌケ過ぎるので、コトブキヤ丸指ハンドBの拳タイプを使用。
握り拳ひとつの造形でも、作品に力感を与えられる重要なファクターだと考えています。
ドムの拳は、他のモビルスーツとは、違い特徴的で、指付け根に盛り上がりが有ります。
当然、コトブキヤ丸指ハンドには、そういった造形は無いので、(変な丸凸モールが付いてますが…。当然、それは、削り落としてやります。)
プラランナーを使い、造形してやりました。
(握り拳は、左手のみで右は作成しませんでした。)
ジャイアントバズ用持ち手(右)もコトブキヤ丸指ハンドBの銃持ちタイプを使用。
凸部分は、ドムキットのバズ持ち手の指付け根周りをカットして移植。
ドムキットのバズ持ち手を修正したものを使ってもごまかしが効きそうでしたが、
バズーカ両手持ちをさせる際、コトブキヤのものを使う方がスタイリング的に良かったのでこのようにしました。
mani1211B

ヒートサーベルは、背中にマウントさせてる時は、黄色ですが、
戦闘時は、青白熱化し、色変化します。
なのに、キットでは、サーベルが1本しか付いていない!
戦闘時(手に持った状態)を再現する為、もう一本を別で用意。
MSV1/144ドム・トロピカルテストタイプのヒートサーベルを加工して使用。
HGUCのものよりサーベル部分が短いので2mmφプラ棒を継ぎ足して長さを合わせます。
細いパーツの接着なので、強度を得る為、中に0.5mm真鍮線をダボとして入れています。
柄部分は逆に長いので、短く調整してやります。
作品完成時には、戦闘時サーベル専用持ち手とする為、手とサーベルは、接着してやります。
(指のパーツをいちいち、外したり付けたりすると、塗装が剥がれたり、意図しない時に指パーツが外れて、武器がポロリとしてしまうのが個人的に嫌な為)
saviour1211

キットには、あと、平手(左)が、付いていますが、これは造形がいい!
せっかくなので、使います。
だけど、これもきちんと関節などをタガネで彫り直してやります。
dom1211

予定していたバックパックの作業は、また今度。
完成まで、あとチョイ!

↓是非、ハイディテールマニピュレータ拍手で、応援してください!
嬉しくなって頑張れます。

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