先日、スジボリ堂さんに「某アイテム」を注文した際に「ハンディ鉄ヤスリ鬼斬(おにぎり)」をサンプルとして同梱して頂きました。
いつもありがとうございます。m(_ _)m
(注文した「某アイテム」に関しては、また後ほどレビュー致します。)
試しにザブングルに登場のウォーカーマシン1/100ガラバゴスタイプをヤスってみました。
現代のガンプラというものはCAD設計によるものとバンダイの大変高度な技術により成型されています。
なので、パーツとパーツを合わせると当然のごとくピシッとツライチではまります。
しかし、ザブングルなどの一昔前のキットだと、パーツを合わせたとしても合わせ目に段差が出来ることが多いのです。
(今のガンプラしか知らない若い人達はびっくりするでしょうね)
綺麗に仕上げる為には、この段差を無くしてやらなければなりません。
腕の縦中心の合わせ目箇所に段差が有ります。
艶の残っている所が段差の低い方のパーツです。
これを「ハンディ鉄ヤスリ鬼斬(おにぎり)」でヤスってみます。
合わせ目付近の艶が消え、段差も無くなりました。
(ひどい段差だった為、周辺のスジボリも消えてしまうので後ほどスジボリをする必要が有ります。)
ペーパーでヤスるとキットのエッジを丸くしてしまう危険性がありますが、
「ハンディ鉄ヤスリ鬼斬(おにぎり)」だと鉄ヤスリの特性上、それを回避することが出来ます。
また、切削性の良い鉄ヤスリは「複目」というのが多いのですが、「鬼斬」は「単目」を採用しています。
私が普段使用している鉄ヤスリはタミヤのハードコートヤスリPROです。
これは、北海道に行った際、DOOVAさんに教えてもらい購入したんですが、切削性バツグン!
ガシガシ削るフルスクラッチャーとしては必需品となりました。
しかしタミヤの鉄ヤスリは切削性が良い分、パーツに深い傷も残してしまいます。
その点、「鬼斬」の削り後は非常に綺麗に仕上がります。
(鉄ヤスリとは思えない仕上がりです)
※上のガラバゴスの画像は、
以前にタミヤの鉄ヤスリでガシガシ途中まで削っていたので削り後が深く付いてしまってますが、
最初から「鬼斬」でヤスっていれば、もっと綺麗に仕上がっていたことでしょう。
「鬼斬」と言う少々、恐いネーミングですが、実際はかなり優しめの鬼さんでした(^^)
タミヤのほうが複目の為、ガシガシいけます。
なので有る程度、おおまかにガシガシいくにはタミヤのヤスリ。
で、パーツをキズだらけにしてしまう手前に来たら「鬼斬」に代えて仕上げていく・・・
といった使い方が良さそう。
フルスクラッチやキット改造じゃなくキットを整面するだけなら最初から「鬼斬」だけでも充分です。
あと、削り粉がヤスリ目に溜まっても歯ブラシなどでサッと軽く払うだけで取り除くことができるのも凄いですね。